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Interview with senior employees先輩社員インタビュー

写真:海務課長 桑村 大将

船上の乗組員に最大限のパフォーマンスを

海務課長 桑村 大将

入社のきっかけは

商船大学を卒業後、海運業の会社へ就職していました。前職で身につけた知識や経験を船舶管理という、より船に近い現場で活かし、海運業に関する専門性をもっと身につけたいと思い当社へ転職しました。

担当している業務

現在入社7年目で海務課長の役割を担っています。
主な業務は、運航管理や船員管理、保険業務、安全管理システムの運用、コスト管理などを行っています。
船員管理のため現地のマンニング会社との打ち合わせや、本船が安全管理システムに基づいて適切に運用されているか確認するための検船も行っています。工務部がハード面とすれば海務部はソフト面ですね。

写真:先輩社員インタビュー 海務課長 桑村 大将

業務に必要な知識やスキル

海事規則の基礎知識や日常英会話は必要になります。
国際条約や各国のルールは刻々と変わるため、アンテナを張り巡らせ新しい情報にアップデートする様にしています。
また安全航行のための気象・海象をモニターし、その都度本船の状況や状態を確認しながら万全なサポート体制が維持出来る様に心掛けています。

自分の強み

問題が解決するまで粘り強く対応する忍耐力はあると思います。
事故やトラブルの際はこれまでのノウハウや経験を活かして、全体を俯瞰しながら柔軟に対応するように努めています。

写真:先輩社員インタビュー 工務課長 古閑 健史

印象に残っている仕事のエピソード

海外で新造船の新規管理・就航に立ち会った事は印象に残っています。一方で、昨今では新型コロナウィルスの影響で船員交代に苦労した事です。各国の規制やローカルルールが厳しく、乗組員の長期乗船が続いた時は頭を抱えました。

仕事をしていて大変に思うとき

船は24時間365日運航しているので、仕事に区切りはありません。海運業界の方にはよくある事だと思いますが、休日でも船の事が気になってしまいます。
また乗組員が予期せぬ怪我をしたり、体調不良になったりした際にも、昼夜問わず緊急連絡が入ります。人命に関わる際は一刻も早い措置が求められますので、気を引き締めて対応しています。

写真:先輩社員インタビュー 工務課長 古閑 健史

一緒に働きたい人

船が好きな人はもちろんですが、安全第一で外航船舶を運航管理していかなければなりませんので、チームワークを大切にし、メンバーひとりひとりを尊重できる人と一緒に働きたいです。

今後の目標や展望

各種規則や条約の要求の高まり、輸送効率のアップとともに、乗組員の業務はとりわけ多忙を極めているように感じます。日々乗組員が船上で最大限のパフォーマンスを発揮出来るような、より良い環境作りをサポートしていきたいです。
またデータ収集や情報を整理し、最小限かつ簡潔明瞭な安全管理システムを構築していきたいと思います。乗組員のパフォーマンスが上がれば本船の安全運航にも繋がり、船主様に安心で信頼できるサービスを提供できると考えています。

今の職場を一言で表現するなら

一丸となって同じ目的地を目指す「船」といった感じでしょうか。
スタッフそれぞれがプロ意識を持って仕事に従事しています。パシフィックシップマネージメントという船に一緒に乗って頂ける方をお待ちしています。

写真:先輩社員インタビュー 工務課長 古閑 健史

Work flow of the day一日の仕事の流れ

09:00
メールチェック

各船・関係者からのメールをチェックします。当日の状況に応じて優先する仕事を決めていきます。

10:00
チームミーティング

これまでの業務内容整理や、今後の業務内容の確認を行います。

11:00
本船へ指示等

各本船の状況を確認して返信や指示等をします。

12:00
昼休憩

13:00
問い合わせ対応 / 社内ミーティング

関係者からの問い合わせに対応します。
社内情報共有のため海工務の合同ミーティングを毎週実施しています。

15:00
請求書確認

取引先からの請求書内容を確認します。

16:00
本船や乗組員のデータ整理

本船から送られてくるデータを整理し、問題がないか内容を確認します。

17:00
退社

定時は17時です。その日の状況により時間外勤務の場合もあります。