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Interview with senior employees先輩社員インタビュー

写真:工務課長 古閑 健史

ポジティブな感情で積極的なコミュニケーションを

工務課長 古閑 健史

入社のきっかけは

シンガポールの船舶管理会社を辞めて、帰国後に仕事を探していたところ、今の上司に仕事を手伝ってくれないかと声をかけて貰い入社する事となりました。是が非でも「船」に関わる仕事を探していたので、正に渡りに船でした。

担当している業務

工務部で課長を務めています。早いもので2022年で入社10年目になりましたね。 主な業務は、船の安全運航を技術的な面から支援することです。メーカーや業者さんと納期や価格の交渉をすることもあります。不具合や故障した機器の復旧の為、本船に助言しつつ原因究明から復旧まで、部品供給等を行い、船の安全運航を陸から支援しています。 普段はオフィスでの勤務となりますが、船が港に入港したら、国内外を問わず訪船して、船の状態や機器の運転状況を確認、国際ルールに準拠しているかの確認を行います。

写真:先輩社員インタビュー 工務課長 古閑 健史

業務に必要な知識やスキル

工務部ということもあり、技術的な事柄を扱うことが多いため、基本的な工学知識が必要になります。また、人から得られる知識も多いため、コミュニケーション力も大切です。 日々更新されていく技術や法規もあるので、自ら学び続ける事が必要です。でも、まぁ一番大事なのは仕事に興味をもって取り組むことですかね。

自分の強み

コミュニケーション力が高いと思っています。交渉事でも相手の立場や気持ちをできるだけ察しながら物事を進めていくように心がけています。 船に何かトラブルがあったときでも、人を責めるのではなく仕組みや作業手順に不備がなかったかを確認するようにしています。 乗組員とも関わる機会が多いのでコミュニケーションに気を配りながら接することを心がけています。

写真:先輩社員インタビュー 工務課長 古閑 健史

印象に残っている仕事のエピソード

インドで発電機が故障した船に、大量の部品をHand Carryで持ち込んだことですね。 Chennai空港に降り立つと、荷物の多さから、税関検査所のかなり手前から税関職員がざわついているのがわかりました。空港内で荷物を運んでくれるポーターの中でかなりのベテランそうなおじいちゃんを選んで「この部品全部を何としても、船にもっていきたいんだっ!」とお願いしたところ「俺に任せろっ!!」との返事、彼はカートをひったくる様に手元に寄せるやいなや、大声で「Japanese!Japanese!!He is Japanese!!Japanese OK!!」と叫び始めました。最初は驚きましたが、なんと彼のおかげで税関職員に呼び止められることもなく、無事空港を出ることが出来ました。ただ、空港を出た後もタクシーに荷物を載せ終わるまで、おじいちゃんの「Japanese!」は繰り返され、送り迎えに空港に集まっている人たちの注目を一身に浴びることとなりかなり恥ずかしい思いをしました。

仕事をしていて大変に思うとき

不具合の原因を調査してもなかなか解決しないときは大変ですね。乗組員にも話を聞いて原因を探っていくのですが、伝言ゲームみたいなことにもなったりするので思い通りにいかないこともあります。乗組員が得た知識や経験によって話が違う方向にいってしまうこともあるので、話を正しい方向に戻すことも私たちの役目であると認識しています。

写真:先輩社員インタビュー 工務課長 古閑 健史

一緒に働きたい人

向上心がある人と一緒に働きたいですね。どんな状況でも冗談を言えるような人とはうまくやっていけると思っています。
自分自身、ポジティブな感情を積極的に表現するように心がけていて、課内のメンバーに感謝を伝えることや、相手のことを考えてコミュニケーションを取るようにしています。
新たに入社する人ともコミュニケーションを取りながら仕事を進めていければと考えています。

今後の目標や展望

船の知識を増やすのは当然ですが、担当船やサプライヤーとのやり取りを行う中で得られた情報の本質を捉えられるようにしていきたいと思っています。
得られた情報が少なかったとしても、その情報が何を意味するのか、相手が伝えてきていることはどういうことなのかなど、正しく理解して判断できるようになりたいと思っています。

今の職場を一言で表現するなら

活気ですね。ルールが変わったりするので社内でコミュニケーションを取りながら、新しいことに取り組んでいく姿勢に活気を感じられますね。
あと余談ですが、毎年の山開きには社員みんなで石鎚山に登っています。体力的に追い詰められた人はこんな風になるのかと驚くこともありますがみんな楽しんでいますね。
社員みんなで山登りをするところはパシフィックシップマネージメントらしさかなと思っています。

写真:先輩社員インタビュー 工務課長 古閑 健史

Work flow of the day一日の仕事の流れ

09:00
メールチェック

担当船や取引先からのメールをチェックします。業務に優先順位を付けて1日の仕事のスケジュールを組み立てます。

10:00
書類チェック

取引先からの請求書や社内文書などをチェックします。

11:00
見積りチェック

船用品、部品の見積書をチェックして発注部品を選定します。発注部品決定後に取引先へ発注します。

12:00
昼休憩

13:00
メールチェック

午前と同様に担当船や取引先からのメールをチェックします。都度状況を確認しながら関係者と連絡を取り合います。

14:00
運行データチェック

担当船から運航データが送られてくるので、データを元に温度や圧力などに問題がないかをチェックします。

15:00
船舶に指示

担当船に電話やメールで運航指示をしたり注意事項を伝えたりします。

17:00
退社

定時は17時です。担当船の運航状況により時間外勤務の場合もあります。